yotarosuite’s diary

フジで野鳥撮影中心ブログ

鳥撮り物語#52「X-T5で雨の日の野鳥撮影」

Fujifilm X-T5 / Tamron 150-500mm f5-6.7
by YOTARO Suite #bkk

 

土曜日は朝から野鳥撮影に行ってきました。天気が悪く途中から小雨が降る中の撮影。

 

コウハシショウビン

ヤマショウビン

日も当たらず、鳥たちも木陰に隠れながら時たま小魚を狙って水辺に飛び出して来てはまた木陰に戻ってという感じで、フジのカメラと望遠端500mmでF6.7、460mm辺りまで縮めてF6.3、370mm辺りでF5.6の僕の使ってるレンズでは非常に厳しい撮影。ISOも僕の中では1600までにしたいけど、もう全然3200、場合によっては6400ぐらいまで普通に上げないと真っ暗で撮影どころじゃない。ただ上げるともうほんと写真がザラついて写りもかなり厳しい。ほんと天気にというか暗いのに弱い。ただフジのX-T5の本体自体は雨には強い(気がする)。さすがに大雨だったら退散するけど、小雨程度では僕は撮影をやめないし、防塵防滴構造って別に防水では無いみたいだけど、今のところカメラもタムロン150-500mmのレンズも小雨程度ではびくともしない。

この日は僕以外に4人ほどが隣同士近くで撮影。その中の二人がソニーのフルサイズ機α1に600mm F4。後の二人はキャノン(多分EOS R5かR6)。600mm F4もでかいけど、キャノン使ってる人が付けてた400mm f2.8のレンズは特に見た目がまさに白い大砲って感じだった。

 

雨避けに周りのみんなでテント貼って撮影

タイ人の人のソニーα1に600mm F4

以前からタイで野鳥撮影してる人にはソニー機が人気で、キャノンやニコンも見掛けるけど、ここ最近は特にソニーを使ってる人を多く見掛ける。これは多分、タイのデパートにはどこでもソニーショップが入ってて単純にタイでのソニー製品のシェアが高いのと、野鳥撮影だけで言えばタイは野鳥撮影=飛翔撮影というぐらい、みんな飛翔撮影なので結果的にAF性能に定評のあるソニーのカメラが人気なんだと思う。


実際、撮影場所で撮ったあとの写真を見せてもらうけど、特に天気の悪かったこの日は、α1に600mm F4と僕のX-T5に150-500mm f5-6.7って、こんなに違うのかってぐらい写りが違う。写真の明るさは使ってるレンズのF値もフルサイズとaps-c機での高感度耐性の違いもあるからしょうがないけど、それ以上に違うのはやっぱりソニーとフジフイルムとのAF性能の違い。フジのX-T5にドットサイト照準器(ドットサイト照準器の感想)を付けたことで、飛翔はほぼ全て目で追いかけられるけど、それをカメラのAFが追いかけ続けてくれるかは話が別で、この日も真横に飛んでるコウハシショウビンならまだ何とかという感じだけど、斜め前方に向かってくるように飛んでくると、フジのAFではまず合従してくれない。この部分はほんとソニー機すごいと思う。


AF性能に関しては野鳥撮影をすればするほど今のフジのカメラのAF性能の限界をまざまざと感じてしまうし、あーもし自分もソニー機使ってたらさっきの飛翔シーンも撮れてたのかな?とか、そういうのはふと考えてしまう。。



【フジのカメラに期待してること】

こないだのフジフイルムの新機種発表会「X Summit TOKYO 2024」の中で、X-H2S, X-H2, X-S20、そして僕が使ってるX-T5と、新たなファームウェアアップデートの予定が発表されて(夏頃?)、その中に「被写体検出とAFトラッキングの強化」と、AF性能に関するアップデートも含まれる事がけっこう大きく取り上げられた。

X-T5だけで言えば今はファームウェアがVer.2.10で、「Ver.2.00」の時に少し大きなAFの改善があったにはあったけど(実際使っててそこまで違いは感じない)、ただ今回の新たなファームウェアアップデートは、X-T5なんかと同じ画像処理エンジンを積んでるフジの中判フラグシップ機 GFX100 IIがすでに発売されてる状態で、つまりフジフイルムにとって一番重要でフジの技術の全てみたいなGFX100 IIが存在してる状態でのAF性能のアップデートだから、フジとしても相当今回は力入れてAFのアップデートをしてくれるんじゃないかと、僕は期待してる。


フジはGFX用にGF500mm F5.6の単焦点レンズの発売を予定してる事も正式に発表してて、海外のサイトなんかを見るとaps-c機用にもXF400mm F4とXF550mm F5.6の開発を進めてるらしく(FUJI RUMORSより)、XF用が出るかは置いといても、GF500mm F5.6の超望遠レンズは出すとわざわざ先に発表したという事は、フジがネイチャーフォトに相当力入れようとしてるのは間違いないだろうし、その中で野鳥の飛翔撮影も当然重要視はしてるんじゃないかと思う。つまりはAF性能の強化はフジも最重要課題として取り組んでるんじゃないかと思うし、こういった背景含めて、今回のファームウェアアップデートでは相当AF性能の強化をしてくれるんじゃないかと大いに!大いに期待してます。


もうね、言い方悪いけどこれでダメだったらフジのカメラは野鳥撮影をとことん追求するには向かないよ。僕が撮りたいのは「飛んでる鳥の写真が撮れた」じゃなくて、羽を広げて舞う躍動感溢れる鳥の姿だから。そう言って良いぐらいにはフジのカメラで本気で野鳥撮影に取り組んできたとは思うし。

 

ヤマショウビン

キバラタイヨウチョウ

アマサギ

インドブッポウソウ

最後はヤマショウビン

 

Fujifilm X-T5にタムロン150-500mmの超望遠ズーム

 

このカメラとレンズで撮りました。

 


「鳥撮り物語」記事一覧

 

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与太郎組曲「バンセーンまでツバメ撮影」

@F/8 1/500s ISO-125 500mm (35eq.750mm)

 

バンコクから車で1時間半。バンセーン・ビーチまでツバメの撮影に行ってきました。ここは外国人が多く訪れるパタヤとは違って、タイ人がみんなで遊びにくるようなビーチ。前に行ったときに海辺を飛ぶ沢山のツバメの記憶があったのでそれを撮りに来たわけですが・・・この日は海沿いの街灯に止まる数羽のツバメがいたぐらいで、アジサシやカモメなんかの他の鳥も少なく、海沿いのシーフードレストランで食事して少し辺りをぐるぐる回って帰ってきました。。僕以外周りはみんな釣りしてたので僕もカメラは車に置いて素直に釣りすれば良かったかも知れません。

 

 

ハト

奥さん


Fujifilm X-T5 / Tamron 150-500mm f5-6.7
photo by yotarosuite

 

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与太郎組曲「フクロウの森」

@F/7.1 1/2000s ISO-640 500mm (35eq.750mm)


僕が勝手に「フクロウの森」と名付けてるタイのバンコクにある『ロットファイ公園』内にいるインドコキンメフクロウ。そこには3羽のフクロウがいます。ただこの公園にはいたるところに合計10羽ぐらいのフクロウがいます。種類も何種類かいます。人馴れしてるので見かけたらスマホでも撮れますが、気にかけて探さないと木と同化しているので少し見つけにくくはあります。

 



Fujifilm X-T5 / TAmron 150-500mm f5-6.7
photo by yotarosuite

 

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