yotarosuite’s diary

フジで野鳥撮影中心ブログ

鳥撮り物語#23「トンビの飛翔」

 

「トンビの飛翔」

日本は夏休みですがタイも3,4連休ということでバンコクから車で1時間半ほどの所にある海と川が交差する田園地帯にトンビの撮影に行ってきました。ここは魚を飼育してる水田があって(水田養魚とか言うみたい)、その魚や魚用のエサを目当てにトンビやアジサシやシラサギなんかが上空にやってくるわけです。

 

Black Kite - トンビ -
@F/6.7 1/1600ss ISO-1600 500mm(35eq.750mm)

ただ、この日は到着した昼頃までは天気が良かったのですが、トンビが上空を飛び出す夕方前ぐらいの時間帯から空が曇りだして小雨が降りだしてきてしまいました.. なので現像の時に写真の明るさを全体的にいつもより持ち上げたけど、それでも基の写真が暗いので頑張ってこれぐらいでした(これ以上持ち上げると色が飛んでおかしくなるので)。僕の使ってるタムロン150-500mmは望遠端で開放F値が6.7とそんなに明るくないレンズなので、曇りとか天候の悪さに影響しやすいです。超望遠でF4とかの明るいレンズがあれば良いけどフジ用のはどれもF値が暗いのが少し不満です。

 

ただ悪いことばかりでもなく、まずフジのミラーレスカメラ(APS-C機)はレンズを付けても重量が超重いというわけではないので(それでもタムロン150-500mmのレンズは軽いわけではない)、ストラップで首からかけて手持ちでガツガツ行動しながら撮影ができます。田園でトンビを撮影するときはトンビのいるところまで移動して移動してで三脚でじっくりなんていうのは無理なので、ハンドリングの良いカメラは魅力です。それとX-T5もタムロン150-500mmも防塵防滴構造なので(タムロンのは防塵防滴を配慮したという言いまわしだけど)、少し濡れる程度の小雨ぐらいなら僕は気にせず撮影しています。

 

【X-T5のAF性能】

何度も撮影に訪れている所ですが、X-T5のAFファームウェアアップデート後(バージョン: 2.00以降)は初めて撮影にきました。気持ちX-T5の被写体検出AF【鳥】の性能が前より良くなってる感じがします。シラサギはアップデート前でも問題無かったですが、トンビやアジサシ(アジサシはけっこう飛翔スピード速い)も曇り空の中、なかなかしっかりとAFが効いてくれました。これはカワセミの急な飛び出しでもなければ、ほとんどの野鳥撮影でフジのカメラはもう使えると言って良いんじゃないかと思いました。ただタムロン150-500mmのレンズ側のAF性能のお陰もあるとは思います(フジ用の超望遠域では一番速いと思う)。

 

Brahminy kite - シロガシラトビ -
@F/6.7 1/2000s ISO-640 500mm(35eq.750mm)


ということで、天気に恵まれなかったトンビの撮影となりましたが、田園の野鳥の多さがシーズン到来という感じがしました。また撮影し行きたいと思います。


Fujifilm X-T5 / Tamron 150-500mm f5-6.7
photo by yotarosuite

 

どこかへ帰る小さいカワウ(アジアコビトウ)

 

このカメラとレンズで撮りました。

 

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