yotarosuite’s diary

フジで野鳥撮影中心ブログ

与太郎組曲「月と野鳥とロイクラトン」


「月と野鳥とロイクラトン」

昨日11月27日タイは年に一度のロイクラトン(灯籠流しのタイのお祭り)でした。と、同時に昨日の晩は満月。久しぶりに望遠レンズ付けて月を撮影しました。と、その前に・・・朝は野鳥撮影に出掛けました。

 



朝の6時ちょっと過ぎぐらい一番乗りで到着。お目当てはカワセミです。ここのカワセミは他の鳥が現れると逃げてどっか行ってしまうので、とにかく朝早く向かいます。ただ前回もだけど、この日も一向に姿を現しませんでした、、諦めは悪い方ですが、今シーズンはもう難しいのかな(結局飛翔シーンは撮れてません)、、そうこうしてる間に1人、また1人と、カメラを持った人たちが水辺の周辺に集まってきました(平日だけどロイクラトンで休みの人も多い)。カワセミも現れないので帰ろうかなと思ってたら「こっちにアオショウビンいるよ」と、撮影してるとたまに会うZ9持ったタイ人のおじさんに声掛けしてもらって「自分帰ります」というのもツレないので、僕も一緒に撮影に参加させてもらいました。

 


水辺のアオショウビン

 

@F/5.6 1/2500s ISO-3200 346mm(35eq.518mm)

という事で、水辺を飛び回るアオショウビンです。と言うより、ほぼこの水辺はアオショウビンのものになった気がします(多分アオショウビンのせいでカワセミが寄ってこない)。前はもう少しいろんな鳥がいたんですが、、ところで僕はここのところ水辺での飛翔撮影はほぼ全てマニュアルで撮影しています。フジのAFでフォーカスが合ってくれることもありますが、マニュアルの方が圧倒的にチャンスに強いので。それと何となく解像感がAFの時よりも良くなった気がしています。


Z9に超望遠ズーム(多分180-600mm)のタイ人のおじさん。亀田の親父さんみたいな風貌と体格ですが、一人で撮影してる人とかに気軽に声を掛けてくれます。この人に限らずですが、タイでZ9使ってる人は大抵身体がゴツくて、「君もこっちおいでよ」的な心もZ9な人が多いです。タイの他の場所でも似たような感じの人が多かったので、選ぶカメラと性格は案外似てるのかも知れません。

コウライウグイス

カワセミを待ってる時に木の上にいるのを見つけて撮影したコウライウグイス。僕は初めて見たかも知れません。珍しいのかな?とネットで調べたら『沖縄タイムス』の記事が出てきました。日本ではあまり見かけない鳥のようです。

 

インドハッカ

この公園では一番見かけるんじゃないかと言うぐらいよく見かけるインドハッカ。人馴れしていて、近づいてくる時はかなり近くまで寄ってきます。撮ってる人を見たことがないのでタイではあまり人気はないようです..

 

ムネアカゴシキドリ

と、インドハッカとシキチョウ

鳩とカラスを抜かすと(サギもかな)、この公園でよく見かける三大野鳥のインドハッカとシキチョウ、そしてムネアカゴシキドリです。インドハッカ同様にシキチョウも人馴れしていてよく近づいてきますが、ムネアカゴシキドリだけは撮ろうとするとすぐにどこかに飛んでいってしまいます。体が小さいので警戒心は強いかも知れません。明らかに目立つ色をしていて、カラスがよく追いかけまわしてるのも目にします。

 

ハリオハチクイ

早朝のハリオハチクイ。僕が飛翔撮影するときは別の水辺で昼過ぎぐらいの時間帯なのですが、たまに朝も木の上に数羽いるのを見かけます。僕の使ってるレンズはあまり明るくないので(500mmで開放F6.7)、出来ることなら朝にハリオハチクイの飛翔写真を撮ってみたいですが、朝方に水辺を飛翔してるのを見掛けたことは無いので、多分別の場所から昼頃やってきてるんだと思います。

 

キアシアシナガヤセバエ

カワセミを待ってる間に目の前の葉っぱにいるのを撮影。ネットで調べたらハエの一種らしい(ハエには見えないけど)。僕の使ってるTamron 150-500mmの超望遠ズームはけっこう寄って撮影することができるので、蝶とかトンボや花なんかも基本僕はこのレンズを使って撮影しています。

 

帰り際に寄ってきたインドハッカ

雄のシキチョウ

満月のようなバックに照らされてシキチョウ(雌)

 

 

満月のロイクラトン

一年に一度のタイの灯篭流し「ロイクラトン」に合わせるように満月の夜。タイの人にとってはけっこう大きな行事の一つで、僕の住むコンドミニアムでも一階の外にある池で灯籠流しや出店などの出し物、近所でもビルの外でバーやちょっとしたミニコンサートなんかが開催されていました。

 

近所でやってたミニコンサート
XC15-45mm f3.5-5.6で撮影

コンドの下で灯籠流し
XF35mm f1.4で撮影

(灯籠流し)

“「ロイクラトン」は、灯籠(クラトンロイ)を川に流す、タイの人々の間で古くから続いている風習で、神への信仰や人と川の深い関わりを現し、「水の祭典」とも呼ばれています。毎年タイ式陰暦11月の満月の夜、川の女神 “メー・コンカー”にこの一年水を使わせてもらったことを感謝し、また同時に川を汚してしまったことを謝罪する行事です。”(引用先 タイ国政府観光庁


カップルや夫婦、家族で参加する人が多いのかな。灯籠流しで有名なスポットなどもありますが、ロイクラトンの日はとにかくどこも混むので、僕はそういう所にはあまり出向きませんが。

 


「満月」

 

Tamron 150-500mm @F/8 1/125ss ISO-125 500mm

いつもは三脚持ってコンドミニアムの屋上行って撮影しますが、時間的に月がまだそんなに高くなかったので7階の広場に行って手持ちで撮影しました。正直、手持ちでも三脚使ってもあまり変わらないかも知れないです。ただ月を撮るといつも思うのですが、月の解像感はXF70-300mmの純正レンズの方が良かったように思います.. グサッ。。

 


「月と野鳥とロイクラトン」
Fujifilm X-T5 / Tamron 150-500mm, XC15-45mm, XF35mm f1.4
photo by yotarosuite


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