タイでの野鳥撮影。久しぶりに近くの自然公園に早朝から野鳥撮影に行ってきました。自然公園での撮影に何となくテンションが上がらず3週間とか4週間ぐらい行ってなかったかも知れません。ただアオショウビンが公園に戻ってきたとの話を聞いて（結局会えなかったけど）、それを撮りに行く名目で朝からカメラを持って公園に向かいました。
「コウハシショウビン」
この自然公園には２つのコウハシショウビンのファミリーがいて、少し大きめの水辺を右往左往してて撮るのが難しいほうのファミリーがこっち。この日も２，3回飛んでる姿を目撃しましたが、カメラを合わせるタイミングはありません（ギリ撮れたのが上の飛んでる一枚）。ただ僕が他の場所に移動しようと歩いてたら真横の木にたまたまコウハシショウビンが止まってて、いつもより近くで撮影することができました。写真の左下辺りが緑色してるのは、木の茂みから背伸びしてカメラを手で上に上げて撮影してて、僕の背が足りずに緑が被ってしまっただけです。。まぁでもすごい近くで撮れたので、アオショウビンには出会えなかったけど（いたとしたら同じ水辺）、この日の野鳥撮影はこれが撮れた時点で気持ちの面ではほぼ完了しました。
「シキチョウ」
この自然公園に沢山いるシキチョウ。シキチョウは沢山いて、しかもあまり人間を怖がらず近くまで寄ってきてくれて、シャッターチャンスも多いのでこの公園にいる野鳥の中では一番綺麗な野鳥写真が撮りやすい野鳥かもしれません。ただこの公園でシキチョウを撮ってる人ってほぼいません。子供の頃もオオクワガタ取ったやつがいたら「すげー」ってなって学校中の話題になるので、野鳥と珍しいも野鳥撮影ではセットなのかもしれません。もうこれは人間の性なんでしょう。
「シロスキハシコウ」
シキチョウと同じくこの公園にまぁまぁいるシロスキハシコウ。大きい身体なのにけっこう人間を怖がるので、近くにいるとすぐに飛んでいってしまいます。けっこう木の茂みとか、泥水みたいなところにいて、顔もまぁ相まって、、タイでは非常に人気のない鳥なんですが僕は彼らにすごいリアルを感じてけっこう好きな鳥です。。野鳥撮影をやっていくとわかる事なんですが、珍しい野鳥はかならず人間の保護下にいるんです。
「ササゴイ」
ササゴイも公園には沢山います。ササゴイは色とけっこうイカツイ顔してるせいか、撮るのは簡単だけど、良い写真を撮るのはすごい難しいようにいつも感じてます。けっこう僕の中でも鬼門で、撮影の機会は多いけど、家に帰って写真を見返すと「あー、、」って事が多いです。世の中でもササゴイの写真の正解はあまり見た記憶がないです。
「ヒヨドリ」
正規式には何とかヒヨドリかも知れませんが、とりあえずヒヨドリ。これが何とかセッカとか体が色付いてると急にタイでも人気の野鳥になります。僕は元々野鳥に詳しくないので（今でも詳しくないけど）、似たような野鳥なのに大きなレンズもって時には100人ぐらい集まる鳥だったり、目の前にいるのに見向きもされない鳥がいたりと、特に野鳥を撮り始めた最初の頃はそれが不思議でしょうがなかったのですが、今ではしっかり僕も理解できるようになりました。。多分そんな自分自身にもテンションが下がって少し公園からは足が遠のいてたのかも知れません。
「クビワムクドリ」
東南アジアでは留鳥として年中目にしますが、日本には通常いない野鳥クビワムクドリ。この日最初に撮影したのがこの一枚。ムクドリはいつも木の上の方にいて、しかも羽の色が木と似ていて（それと白色が飛びやすい）、なかなか綺麗に撮ることができずにいます。考えてみたら今まで「ムクドリ撮ったぞー」みたいな綺麗なムクドリの写真を撮れたことがありません。。誰かしらの綺麗なムクドリの写真を目にして研究したいと思います。
彼らにとっては一生を過ごすかもしれない大きくて小さな世界ガーデン『ロットファイパーク』での僕の野鳥撮影。
「世界ガーデン -野鳥撮影7月12日-」
Fujifilm X-T5 / Tamron 150-500mm f5-6.7
photo by yotarosuite
▼見ていただきありがとうございます。
