yotarosuite’s diary

フジで野鳥撮影中心ブログ

鳥撮り物語#38「ハリオハチクイ -組曲-」

 

「飛翔組曲 -奏で-」

僕のフジの野鳥撮影での最強にして最大の難関。ハリオハチクイ鳥の水辺での飛翔撮影。今シーズン四度目の撮影に行ってきました。

 

@F/6.3 1/2500s ISO-640 382mm(35eq.574mm)


今回は1500枚ぐらい撮影。僕は諦めました。僕のFujifilm X-T5のカメラでAF使ってハリオハチクイを撮ることを。ほんとは少し前からわかってた。フジの今のAF性能とAF速度ではどんなに設定をいじろうが、どんなにレンズ性能に頼ろうが、もう限界を超えてたことを。飛んでるハリオハチクイが水面に飛び込んでくるのをある程度位置を予想しながら瞬時にマニュアルで合わせるのは簡単なわけでも、決して成功率が高いわけでも無いけど。それでもAF性能に委ねなくて良い分、気持ちがすごい楽になって撮ってる時間が楽しくなりました。組曲は自分自身が楽しめてないと流れてこないのです。


@F/5.6 1/3200s ISO-1250 322mm(35eq.483mm)


ハリオハチクイが水面にキスしてるようなシーンなんて今まで撮れた試しがありません。マニュアルでの飛翔撮影は100%ピントを合わせ切るのは難しけど、100%自分が目にしたものを写真に収めてるそんな感覚があります。一つ良かったのは僕の使ってるタムロン150-500mm f5-6.7の超望遠ズームレンズのフォーカスリングがカメラ本体側にあって、親指での細かいフォーカスコントロールが出来る事(フジ純正のはレンズの先端側にある)。


今後フジフイルムがX-T5のAF性能をファームウェアなどでよりパワーアップしてくれるのかどうなのかはわからないけど、今のままだとハリオハチクイの撮影ではマニュアルの方が良い写真に出会える可能性が高いかも知れません。前回は途中からマニュアルにして奇跡待ちみたいな部分もあったけど、今回は大分マニュアルでもコントロールしながら撮影できてる感じがありました(マニュアルで撮ると意を決したからだと思う)。ただこれじゃ1年前にカメラをX-E4からAFが強化されたX-T5に買い替えた意味が画素数以外無くなってしまうので、それじゃぁ意味がないんだけど、良い写真を撮るためには今のフジのAF性能には頼っていられないのです。


愚痴はこれぐらいで、今回の出来は75点ぐらいはあげても良いんじゃないでしょうか。

 

シキチョウと追いかけっこしてるとこ

こういうシーンをもっと最強に美しく撮りたいのです

野鳥撮影用の靴を新しくしました。「MONOKIRI 35mm」ブログでアップ予定

 


「ハリオハチクイ -組曲-」
Fujifilm X-T5 / Tamron 150-500mm f5-6.7
photo by yotarosuite

 

このカメラとレンズで撮りました。

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