「ユリカモメの撮影」
バンコクから車を走らせること40,50分。サムットプラカーン県の海沿いにある『バンプー保養地』でのユリカモメの撮影。シーズンになると毎年沢山のユリカモメが集まってくる野鳥撮影だけでなく、観光名所としても人気の場所です。
シーズン真っ只中ということでユリカモメの数も多かったですが、観光客の数も多かった。ここは一本の大きな橋があって、売店で売ってるエサを橋からあげてる人も多いので、ユリカモメが橋の目の前辺りまで飛んできます。ユリカモメを撮る事自体は難しくないのですが、ドアップで撮影したいとなると、至近距離を飛ぶユリカモメは思いのほかスピードが速くて、フジのカメラではなかなかフォーカスが合わず途中から根気との戦いになってきます.. この日もドアップでの写真はなかなかうまく撮れず、なんだかんだで6000枚ぐらい撮影しました。。
この『バンプー保養地』は、朝方くるとカワセミ科の一種のナンヨウショウビンもマングローブの林からカニなどを捕まえるために姿を現すので(カワセミもいるらしいが僕はここでは見たことがない)、朝方に車走らせて撮影に来たこともあります。ただバンプー保養地の海はあまり綺麗じゃないので、ナンヨウショウビンを撮ってもあまり背景が綺麗な写真にならないのが難点です。
僕はX-T5の前に使ってたFujifilm X-E4の時に野鳥撮影を始めて、はじめてまともに鳥の飛翔シーンを撮影できたのがこの『バンプー保養地』でのユリカモメの撮影でした。そこから野鳥撮影(というより飛翔撮影)にのめり込んでいったので、飛んでる鳥の撮影をはじめたい人にはここは絶好の練習場所だと思います。ただX-H2にXF150-600mmの超望遠ズームを使ってた僕のタイ人仲間は、ここに一緒連れて来た一回目の撮影でうまく撮れずそのまま野鳥撮影をやめちゃったので、どこで撮影するにしても根気と少しは情熱も必要かもしれません。
「ユリカモメ」
Fujifilm X-T5 / Tamron 150-500mm f5-6.7
photo by yotarosuite
このカメラとレンズで撮りました。
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